第一節 富山グラウジーズvs横浜ビー・コルセアーズ
初投稿なので自己紹介から。
初めまして。とあるBリーグファンでございます。
特に横浜ビー・コルセアーズのファンです。
私自身のバスケ歴は10年を少し超えるくらいですが、強豪校などにいた経験はないのでバスケの知識は乏しいです。
ですので、いちファンの視点から、Bリーグの試合(特にビーコル)について思ったことをふわっと書いていこうと思います。
2018年第1節 富山グラウジーズvs横浜ビー・コルセアーズ
10/6 94 ー 82
10/7 101 ー 77
B1ギリギリ残留組の両チームの対戦は、富山グラウジーズが2連勝を飾りましたね。
観ていて思ったのは、富山の変貌ぶりでした。
去年の印象は完全に宇都のチームって感じでしたが今年は違いましたね。
予想はされていましたが、やはりスミスとレオ・ライオンズの加入はかなりでかい。
また、船生や阿部などの新加入選手の活躍も光っていました。
個人的に阿部は去年よりも生き生きして見えました。
富山はスミスのゴール下での安定感が目立ったのはもちろんですが、よくボールが回っていて観ていて楽しいバスケでしたね。
てな感じで、相手チームのことはことくらいにして、本題に入ります。
我らがビーコルの話です。
うーむ。。。
まずはいいと思った点から。
1つ目は、得点力です。強いてあげるなら、ですけど。
去年の序盤は全く点が取れなくて苦しんだ印象が強かったのですが、2試合続けて80点近く取れているのは去年のこの時期と比べるといいのかな?と。
外国籍がなかなかそろわず苦しんだことも一因ではありましたけど、60~70点しか取れない試合が続いてファンとしてストレスを感じてた記憶があります。
要因として感じたのは田渡の成長でしょうか。
なんか、3ptがうまくなったような。試投数が多い訳ではないのですが、2日連続で1本ずつ決めていました。打った際に、去年と比べて入りそうな軌道に見えるようになったというか、安心してみていられました。
あと、去年との違いとして、ダブルスクリーンを多用していましたね。
去年は川村がサイドチェンジする際にゴールした付近で使っていた印象でしたが、今年は様々なタイミングで散見しました。
こういった工夫も、一因だったのかもしれませんね。
2つ目は、ハンター・コート選手。
まだまだ粗削りな面は多いのですが、プッシュのスピードがめちゃ早いな、と。相手チームの宇都選手のプッシュにも引けを取らないスピードがありました。
前からプレッシャーがかかってもボールを運べていましたし、シーズン後半にかけて期待が持てるように思いました。相手のファストブレイクに対しても一人だけは知って戻っていたのも印象的でした。
あと、ハンター・コートが出ている時間のほうがパスが回っていたような。ビーコルのオフェンスって基本スタンディングで、長い距離のパスが飛ぶってあまりないんですけど、ハンター・コートならそれも出せそうな予感がありました。
で、気になった点。
というか、うん。
GAME2みたく、1Qから勝敗が決するような試合をするのはやめてほしいです。
かなりへこむので、、、。
前日の試合を踏まえてスミスに対して何かしらの対策を講じてくることを期待していたのですが、いまいちわかりませんでした。てか、1Qで34点は取られすぎだし、22点差付けられるって、、、。
なんであんなに簡単にローポストに入るのか謎でした。
たぶん、ウイングのプレーヤーの足がついていってないからだと思うのですが。
去年から思ってたんですけど、ビーコルって、相手のオフェンスをバックコートでつぶす機会が極端に少ないように思います。
例えば、宇都は昨日の試合でもバックコートから厳しくついていました。
だから、ビーコルの外国籍がボールを運ぶ機会が増え、オフェンスがスタンディングから始まってしまっていた。
一方で、ビーコルがそれをやる機会は少なかった。トライしても相手のガードにすぐに引き離されてしまうんです。だからたぶん、脚力の問題だと思うのですよ。
カバーとか云々の前に、1対1ちゃんとつけないと。
あとオフェンスの展開力のなさ。
シュートが入らないから展開できないのか、ボールが回らないからシュートが入らないのか、どっちなんでしょうね。
ガードがトップでボール持っても片方しか見てなくて、どっちかのサイドによっている3人だけでオフェンスが行われるんです。逆にいる2人にボールが回ることはまずない。
これでは、スペースが生まれませんよね。
あと。スミスとガルシアではスピードのミスマッチがあったはず。
これを2日間に渡り突けなかった理由は何なのでしょう。
ガルシア自体はかなり能力が高いプレーヤーだと私は思っています。なので、ドライブが苦手とかではなさそうでした。ガルシアに求めるとすればもう少しミドルシュートの精度を上げてほしい。そうすれば、スミスも外に出てきて抜くことができたはずです。去年、サビちゃんはあの辺から決めてました。
他の要因として、ドライブするスペースがなかったのではないかと。ガルシアがエルボー付近(FTラインの両端)でぼるを保持した際に、ゴール下に誰かがいたような。もっと、外に開いてキックアウトできるポジショニングを取っていればいいのにって思っていました。
オフェンスは今年もしばらく川村頼みが続きそうですが、誰か日本人で平均10点くらいとれる選手がもう一人出てくると幅が広がるように思いました。
次は京都戦。京都にもサイモンというスミス並みの破壊力が想定されるプレーヤーがいます。
韓国リーグの得点王ということで、厳しい戦いになると思いますが、希望を捨てず楽しみにしておきます。
ガードナー、スミス、サイモンが怖くなくなる日が来るといいなあ。
ということで、2試合の感想を素人が偉そうに書いてしまいましたが、温かい目で読んでいただけると幸いです。