B.LEAGUE観戦日記

B-LEAGUE観戦の感想を、素人がつらつらと書いていくブログです。筆者は、横浜ビー・コルセアーズファンで、バスケ歴10~15年です。

第2節 1試合目 京都ハンナリーズ vs 横浜ビー・コルセアーズ

スコア

    京都 84 - 80 横浜

 

記憶が新しいうちに。

今日は、終盤にかけていい試合をしていたのではないでしょうか。

1Qはどうなることかと思いましたが。

京都はマブンガ選手が器用ですね。序盤は彼にやられました。

あとは、噂のサイモン選手。体格的にゴリゴリ系かと思いきや、そうではなく。

多様な得点パターンを持っていた選手でした。ミドルレンジ当たりであれば平気でシュートを放ってきます。

ビーコルは今日は帰化選手含めてオン3の時間を長く作っていたのが印象的でした。

序盤に外国籍を効率的に休ませていたのを見ると、ウィスマンの1Qの惨状もウィスマンの策略だったのでは?と疑ってしまいます。

ファールトラブルの関係で、モリス選手のPTが35分を超えてしまったのは気になりますが、アマンゼ選手とチャック選手のPTは30分程度に抑えることができました。

ビーコルのベンチには得点力のある日本人選手がいないので試合終盤にかけてオン3を戦略的に使うことが増えていきそうですね。

そのためにも、小原選手の奮起は欠かせませんね。

彼には得点力はあまり期待していませんが、外国籍のDEFで10分ほどのPTを稼げる選手として貢献してほしいです。あとはリバウンド。OFE時にはスクリーナーに特化する形になるとは思いますが。外国籍のファールがかさむのであれば、小原選手が効率的にファールを使ってくれたほうが絶対いい。去年はサトタクがファールを使いながら役割を全うしていましたよね。

 

今日の気になった点

①京都の外国籍のPT

京都のロスターには帰化選手がおらず、外国籍も2名しか契約していません。

また、インサイドで十分な役割を担える日本人選手もおらず、外国籍の選手のPTがかなり長くなってしまっています。現状、頓宮選手の成長を待つことしか打開策がない状況です。今日の試合でもマブンガ選手のPTが38.58、サイモン選手のPTが37.10と二人ともがほとんどずっとコート上にいる状態でした。ビーコルがオン3を敷いたこともあってなかなかベンチに下げられない状況だったことも考えられますが、このペースではシーズン終盤の怪我が心配になってしまいます。京都が今後どのような対策をするのか注目です。

②観客席の空席

今日の試合は金曜日だったため、集客が難しかったのかもしれませんが、客席の空席がかなり気になりました。公式発表によると観客は1458人。シーズン平均観客動員数が3000人を超えるチームが増えてきた中でこの数字は少なすぎますね。今シーズンは平日開催の試合も多いので、少し心配です。京都はそれなりに人口がいる街というイメージ(あくまでイメージ、調べるのはめんどい)。小規模都市で頑張っているクラブがある中で、この数字はさみしいです。bリーグの将来を考えると、平日でも集客できるようになることは必要不可欠なので、何かしらあの工夫をする必要がありそうですね。

③田渡選手の得点力

先日の記事でも書きましたが、田渡選手が安定して得点を取っているのは嬉しいニュースです。現在、平均得点も桁を二桁を超えています。去年は川村選手以外に平均二桁得点の日本人選手がいなかったことを考えると、これはかなりいい兆候ですね。攻撃の幅が広がります。今年はアマンゼもチャックも得点力がありますし、攻撃力には期待が持てそうですね。

④アマンゼ

彼はやはり、ウィングのプレーヤーのほうがあってますね。今更ですけど。

オン3で外でプレーしているときのほうが生き生きして見えました。

大学時代の動画からだとシューター型のプレーヤーで、ゴールへのアタックは苦手であるように見えていましたが、そんなことありませんね。去年のJPのようなテイクファールする器用さはまだありませんが、彼の攻撃力はかなり期待できると思います。ただ、PFにマッチアップさせるのは少しかわいそうかなって思いました。今日もマブンガ選手に体格で負けてましたね。線が太くなるまではもう少し時間がかかりそうですし、やはりここは小原選手に期待しましょう。小原選手がDEFで外国籍の4番を守れれば、アマンゼを最初から3番におけるのでかなり楽になるはずです。

⑤アレクとカズ

アレク選手は今日は出番なし。高島選手はスタメンには名を連ねたものの、5分少々のPTに終わってしまいました。ここまでの記事で小原選手への期待を延々と描いているわけですが、要するに、私はビーコルが浮上するためには日本人選手がレベルアップするしかないと考えているわけです。だからこそ、彼らの復調は必須なのです。高島選手は、富山の2戦目ではいいカットインなどを見せていたので、あとは持ち前のディフェンス力をもっとアピールすることが必要だと思います。アレク選手はまずはビジョンからでしょうか。今見てる限りでは、武器が分からない。本人も迷っているように見えます。まずは強みを見つけて自信を持つことが必要だと思います。できれば、3Ptを高確率で沈められるようになってほしい。

チームが負けると、どうしても外国籍の責任に見えてしまいがちなのがbリーグの特徴です。ガードナーとかスミスとか、圧倒的な力を持つ他チームの外国籍がうらやましく思えるときもあります。でも、勝てない原因はそこじゃないはず。圧倒的な力を持つ外国籍一人入れたところで常勝軍団にはなれないのがバスケというスポーツです。つまり、求められるのは総合力。いまいるロスターがかみ合えば、今年のビーコルはやってくれるはず。そう信じて応援を続けます。